« 2010年09月 | メイン | 2010年11月 »

2010年10月 アーカイブ

宇宙開発 7

6月にはロシアが8個の軍事衛星を、1基のロケットで打上げました。


ちなみにこのような8個同時の打上げは、1970年4月にその第1号が記録されています。


これらコスモス564号から571号までの8個の衛星は、ロシアの軍事通信システムの一部をになうものでした。


さらに7月には米国が、そして8月にはロシアが2度続けて、火星探査機の打上げに成功しています。


そして衛星の軍事的価値を今一度実証する事件が、その年の秋に起こりました。


10月6日、第4次中東戦争(ヨン・キブル戦争)が勃発したのです。


それ以前数週間にわたって同地域の緊張は続いており、9月の末には、実際の戦闘規模の予測は不可能であるにせよ、戦争自体は避け難いと超大国の眼には映っていました。


米国は、その衛星の寿命の長さと恐らくは外交上の有利さも手伝って、即座に戦闘地域を衛星でカバーします。


一方、ロシアの写真偵察衛星は、情報分析を行うためにほんの数日飛んだだけで回収する必要があるという欠点(少なくとも西側の考えでは)を持っていました。

宇宙開発 8

ロシアはその秋にとっていた行動を公式に示すような、いかなる情報をも外部に発表してはいません。


しかし、当時のコスモス衛星の高度、飛行角度、その他の軌道の特徴を検討してみれば、ロシアがこの戦争とその後を監視していた方法について、推論を試みることは可能です。


戦闘開始3日前、コスモス596号が打上げられましたが、操縦性がないためにその役割はある程度制限されたものでした。


けれどもこの596号は、戦闘地域におけるさまざまな軍隊の全体的な配備状況を写真撮影するという、その時点で必要とされた役割を充分に果たしています。


その段階では、地上の軍事状況の詳細な写真よりも、地域全体の状況をつかむことがより重要だったのです。


このコスモス596号の飛行は6日間続き、軍事衝突の発生3日後に、分析のために回収されています。


一方、戦闘が始まった当日、コスモス597号が打上げられました。


こちらは遠隔操縦が可能であり、10月12日に回収されています。


また、コスモス598号は10月10日に打上げられ、6日後に回収されました。


10月15日にはコスモス599号が軌道に乗りましたが、この衛星には2重の任務が与えられていたとみえ、中近東における情報収集は、同月24日以降に行われ28日に回収されています。


さらにコスモス600号が10月16日に打上げられ、23日に回収されました。


次のコスモス601号は写真偵察衛星ではなく、恐らく電子信号の傍受を目的としたものと考えられます。


602号は、その年の最後の2ヶ月間に打上げられた他の7個の衛星と同様に、偵察任務を帯びた衛星でした。


それから12ヶ月間にわたり軍事衛星が打上げの主流を占めることになります。


About

2010年10月にブログ「ブンブンブーン」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2010年09月です。

次のアーカイブは2010年11月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り

FX キウィ

ニュージーランドドル(NZD)の別名。ニュージーランドに生息するキウィ(鳥)か...

Jaspersoft

野村総合研究所のオープンソースサポートサービス『OpenStandia』による、Jaspersoft Business Intelligence Suite(ジャスパーソフト ビジネスインテリジェンススイーツ)をご紹介するページです。

  • 結婚式の2次会
  • 結婚式の二次会幹事代行は年間500組の豊富な実績、参加者満足度No.1の「2次会エンジェル」結婚式の二次会代行ただいま無料キャンペーン実施中!司会、受付、音響、撮影、ゲーム、余興、景品など全ての幹事代行をいたします。

家庭教師

家庭教師のタートル先生のご案内。小学生・中学生・高校生のための家庭教師を紹介。苦手科目克服・やる気アップ・定期テスト対策・受験対策なら家庭教師のタートル先生へ安心してお任せ下さい。