宇宙開発 2
1967年の惨事と1968年の成功の間に、米国はサーベイヤーによる月探査計画をたった2度失敗しただけで完了しました。
この計画には初めての月面着陸と、月面からのロケットによる離陸(サーベイヤー6号)が含まれています。
一方、ロシアはFOBSのテストを続けるとともに、金星への128日間にわたる飛行を行っていました。
それは、1969年に2つのロシアの金星探査機ベネラ5号および6号が、1日の差で金星大気圏内に突入し、恐らくは着陸したと思われる出来事の幕開けでした。
けれどもこのような成功も、1969年を飾った大きな出来事の前には影が薄いものとなってしまいます。
1969年7月20日、アポロ11号を離れた月着陸船イーグル号が、ニール・アームストロングとエドウィン・オルドリンの両飛行士を乗せて、月面に着陸しました。
人類にとって巨大な前進となったこの月面着陸は、スプートニク1号からわずか12年後に実現したのです。
次いで11月14日、フロリダ州ケープ・ケネディ(ケープ・カナベラル)の東部試射場からアポロ12号が打上げられ、その5日後コンラッド、ビーン両飛行士を乗せた月着陸船イントレピッド号は、嵐の海への軟着陸に成功しました(イーグル号は静かの海へ着陸しています)。
宇宙飛行はこうして素晴らしい速度で前進を遂げたのです。



